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私立大医学部の受験校選択について【PR】


医学部入試日程について

私立大医学部を受験する生徒の悩みの一つは、どの大学を受験するか、ということでしょう。第1志望・第2志望の大学はあっても、難関である医学部の受験を考えると、3校以上の大学をする生徒の方が圧倒的に多いと思います。いわゆる「滑り止め」の大学は医学部には存在しないのですが、少しでも合格可能性が高い大学を選びたい、というのが受験生の心理でしょう。ただ、ここで大きく影響してくるのが各大学の入試日程です。センター試験後すぐに、毎年大変過密な入試スケジュールになっており、自分の第1志望・第2志望の大学の入試日程との兼ね合いで、他にどの大学を受験するかの選択は容易ではありません。
また、医学部入試では必ず2次試験で面接が課されていますので、2次試験の日程にも注意が必要です。しかも1次試験が合格か不合格かで自分の受験スケジュールが変わってくるので、十分注意を払いながら受験校を決めていく必要があるのです。

2019年度入試日程

私立大医学部の2019年度入試日程が出揃いました。来年はセンター試験が1月19日-20日と遅く、毎年詰まってくる受験日程もより一層キツキツになりました。1月27日-29日の3日間は1次試験を実施する大学が4校もあり、また2月1日や2月2日は1次試験・2次試験を合わせると、なんと8大学で受験がおこなわれることになります。これだけ日程が重なると、私立大専願の生徒は、受験生自身が受けたい大学を全て受験するのは難しいかもしれません。
まず絶対に譲れない大学がある場合は、その大学の入試日程を確実にチェックしましょう。入試は「一般入試」以外にも「センター試験利用入試」や「推薦入試」等がある大学もあります。自分はどの入試方式で受験できるのか、細かく確認しましょう。そして、その上で、他の併願校を決めていきましょう。

入試日程等の調べ方

入試日程を始めとする入試情報は各大学の「学生募集要項」や「入試要項」を見れば詳しく知ることができます。ただし、近年ではインターネット出願が主流となったこともあり、要項冊子を発行しない大学も増えてきました。各大学のホームページ上で、要項をダウンロードすればよいのですが、9月中旬現在でまだ公表されていない大学も少なくありません。その場合は、各大学のホームページの「入試情報」を見ると入試日程は確認できます。また、医学部専門予備校等が作成している入試情報の冊子等は入試日程等が一目で分かるものが多く、便利です。

受験校選択のポイント

併願校を決める際に、一番重要なポイントは人によって違うと思います。大学の難易度で決める方もいれば、学費で決める方もいるでしょう。入試の問題の難易度や形式によって決めたい、という方もいるかもしれません。ただし、どのような決め方をする場合でも、最後は入試日程を確認しなければなりません。第1志望の大学と入試日程が重なっている大学は受験できませんし、重なっていない場合でもいくつかの注意点があります。
また、併願校はほぼ日程で決める、という方もいらっしゃるでしょう。例えば、第1志望の大学が入試本番の1校目になりそうな場合は、その前に入試がある大学の中から併願校を考える方も多いようです。
なんにせよ、私立大医学部受験生にとって、入試日程が極めて重要であることは分かっていただいたかと思います。

受験校選択の注意点①連続日程の受験

それでは、受験校選択の注意点を2点だけ挙げたいと思います。
まずは、入試日が連続日程になる場合です。医学部入試ではざらにあることなので、5校以上受験する場合には、連続日程を完全に避けることは難しいでしょう。ただし、自分が何日連続までなら受験可能なのか、しっかり考えて決断しましょう。この際、自分のことをよく知っている家族や学校・予備校の先生に相談した方がいいと思います。入試の目標は「受験すること」ではなく、「合格すること」のはずです。連続日程の入試で疲れて、実力が発揮できなければ元も子もありません。
受験生に話を聞いてみると「1次試験3日連続の3日目はやはりきつい」という意見が多いです。もちろん個人差はあるので何とも言えませんが、第1志望校を3日目にするのは避けた方がよいかもしれません。

受験校選択の注意点②受験会場との絡み

2つ目は受験会場です。大学によって入試会場は異なります。本学まで受験に行かなければならない大学もあれば、全国数ヶ所に試験場を設置している大学もあり、例えば福岡で1次試験が受けられる大学は前期入試で11大学もあります。ただし日程との絡みで注意が必要なのは2次試験です。2次試験はわずかな例外を除き、大学本学での受験となります。2次試験の日程が、1次試験の中に入り込んでくる場合は、1次試験をどこで受験すべきか、そもそも移動等を含めて受験可能かどうかの再考が必要な場合があります。1次試験に合格した場合と、不合格だった場合をどちらも想定しながら、受験校を決めていく必要があります。

最終決定は1人でしない
他にもいくつか注意点はあります。自分1人で受験校を決めようとすると、ウッカリ情報の漏れがあったり、勘違いに気付かなかったりして、最悪の場合、行きたい大学の入試が受けられないこともあり得ます。受験校を決める際には、入試日程に細心の注意を払いながら、できるだけ保護者や学校・予備校の先生に相談して最終決定することをお勧めします。

2019年度 私立大医学部一般入試日程

【一次試験】

1月
19日(土)、20日(土)センター試験
22日(火)国際医療福祉大学、愛知医科大学
23日(水)岩手医科大学
24日(木)東京女子医科大学
25日(金)昭和大学
26日(土)関西医科大学
27日(日)埼玉医科大学、北里大学、近畿大学、川崎医科大学
28日(月)自治医科大学、帝京大学、日本大学、金沢医科大学
29日(火)自治医科大学、帝京大学、聖マリアンナ医科大学、藤田保健衛生大学
30日(水)東邦大学、帝京大学、兵庫医科大学
31日(木)獨協医科大学

2月
1日(金)東北大学、杏林大学、久留米大学、日本大学(N)
2日(土)東京医科大学、東海大学、福岡大学
3日(日)東海大学
4日(月)順天堂大学(A)
5日(火)東京慈恵会医科大学
8日(金)日本大学(A)
11日(月)大坂医科大学
17日(日)埼玉医科大学(後期)
19日(火)慶應義塾大学
21日(木)金沢医科大学(後期)
25日(月)国立2次
26日(火)国立2次
27日(水)日本医科大学(後期)

3月
2日(土)昭和医科大学(Ⅱ)、関西医科大学(後期)
3日(日)藤田保健衛生大学(後期)、近畿大学(後期)
4日(月)杏林大学(後期)
8日(金)久留米大学(後期)
10日(日) 大坂医科大学(後期)

【二次試験】

1月
29日(火)国際医療福祉大学
30日(水)国際医療福祉大学
31日(木)国際医療福祉大学、愛知医科大学

2月
1日(金)国際医療福祉大学、愛知医科大学、岩手医科大学
2日(土)国際医療福祉大学、岩手医科大学、昭和大学、北里大学、川崎医科大学
3日(日)国際医療福祉大学、埼玉医科大学、昭和大学、北里大学
5日(火)帝京大学
6日(水)帝京大学、東京女子医科大学、金沢医科大学
7日(木)自治医科大学、東京女子医科大学、金沢医科大学、東邦大学、日本医科大学、藤田保健衛生大学
8日(金)兵庫医科大学(A)、東邦大学、日本医科大学、藤田保健衛生大学
9日(土)兵庫医科大学(A)、東京医科大学、聖マリアンナ医科大学、関西医科大学
10日(日)東海大学、近畿大学、聖マリアンナ医科大学、産業医科大学
11日(月)獨協医科大学、杏林大学、日本大学(N)、東海大学
12日(火)獨協医科大学
13日(水)順天堂大学(A)、久留米大学
14日(木)順天堂大学(A)、福岡大学
15日(金)順天堂大学(A)、東京慈恵会医科大学
16日(土)日本大学(A)、東京慈恵会医科大学、東北大学
17日(日)東京慈恵会医科大学
18日(月)兵庫医科大学
20日(水)大坂医科大学
24日(日)埼玉医科大学(後期)
28日(木)順天堂大学(B)

3月
1日(金)慶應義塾大学、順天堂大学(B)
2日(土)順天堂大学(B)
4日(月)金沢医科大学(後期)
9日(土)昭和医科大学(Ⅱ)
10日(日)杏林大学(後期)
11日(月)日本医科大学(後期)
12日(火)関西医科大学(後期)、産業医科大学
13日(水)近畿大学(後期)
14日(木)藤田保健衛生大学(後期)
16日(金)久留米大学(後期)

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