明治44年1月(1911年)に、九州帝国大学工科大学が開校しました。同年4月、 京都帝国大学福岡医科大学が九州帝国大学医科大学となり、更に大正8年4月(1919年)医科大学が医学部に、工科大学が工学部へ。2校が九州帝国大学へと統一されました。その後は、「農学部」、「理学部」、「文学部」など増設。昭和22年10月(1947年) には、九州帝国大学が「九州大学」に改称されました。
基本情報
広く世界において指導的な役割を果たし活躍する人材を輩出し、世界の発展に貢献することを目指しています。世界第一級の教育・研究と診療活動を展開し、アジアを重視した知の世界的拠点大学として、多くの留学生の受け入れを実施。平成7年、独自の「改革の大綱案」を策定し、学府・研究院制度を始めとする構造的な改革を開始しました。平成16年度には法人化されることで、より良い大学のありかたを実現。平成23年(2011年)には総合大学として、創立百周年を迎えました。この伝統を基盤とし、知の新世紀を拓くために飛躍することが課題となっています。その大きな課題を解決すべく、まずは百周年記念事業を成功させ、これから百年後の九州大学像を明確に描き、そこへ向かってゆく道筋を定めようとしています。すべての学生に、自信と誇りをもって勉学に勤しむ事が出来るよう、環境の整備を常に心がけています。
校舎情報
福岡県福岡市東区箱崎6-10-1
福岡県福岡市東区馬出3-1-1
九州大学 歯学部 歯学科の詳細
6年間の歯学教育過程において修得すべき必要最小限の知識、技能、患者に対する態度を「歯学教育モデル・コア・カリキュラム―教育内容ガイドライン―」とまとめ、豊かな人間性や医療に対する倫理観を身につけた歯科医師の育成を行っています。
臨床実習前に学生が備えるべき知識、技能、患者に対する態度に関して一定の評価をする「共用試験システム」を導入。この共用試験システムは、知識や思考力(問題解決能力)を評価するCBTと、技能や患者に対する態度について評価する客観的臨床能力試験(模擬患者と接しての医療面接)により行われます。
准教授:690名
講師:129名
助教:736名
准助教:24名
合計:2,327名
※大学全体の教員数
例えば、臨床の最前線で活躍し、地域医療のリーダーとして活躍している卒業生、歯科医学研究において、後輩に指導を行いながら世界で活躍している卒業生、他大学で歯学教育のリーダーとして活躍している卒業生など、 さまざまな分野で活躍し社会に貢献しています。また、九州大学歯学部は九州地区に限らず全国の医学部・歯学部に教授を輩出しています。
学費
学部・大学院の学府・科目等履修生・聴講生 282,000円
専修生・研究生・日本語研修生・日本語・日本文化研修生 84,600円
●授業料
535,800円
■九州大学学生後援会
平成13年2月、九州大学学生後援会は、九州大学保護者の発意により発足しました。学生の学業及び課外活動を助成し、併せて会員相互の連帯感を強めることが目的。メンバーは、九州大学学生の保護者、役員や教職員、退職者、卒業者及び趣旨に賛同する者で、終身会員にて構成されています。
■寄付金の受け入れについて
学術研究、教育奨励等を目的とするご寄付を受け入れいます。
各種イベントや2011年九州大学百周年記念事業Webサイトなどの広報活動も積極的。
■寄附金取り扱いについて
1)寄附金は、学術研究に要する経費、教育研究の奨励を目的とする経費、その他の業務運営に要する経費として寄附者の寄附目的に沿って活用しています。
2)寄附金の使用目的は、寄附者が指定可能。。(指定がない場合は、大学にて決めます。)
3)寄附金を受け入れるのにあたって、特定の条件が付されている場合(反対給付など)には受け入れを行っていません。
○第一種奨学金:無利子貸与
○第二種奨学金:有利子貸与
○入学時特別増額貸与奨学金:有利子貸与 第1学年(編入学者については入学年次)入学者で、条件を満たす者に対して希望により定額(10万円、20万円、30万円、40万円、50万円)を増額貸与します。
○第二種奨学金(海外):有利子貸与 大学院・大学(学部)を卒業(修了)して海外の大学・大学院へ進学を希望している学生に対して第二種奨学金を貸与します。
○第二種奨学金(短期留学): 有利子貸与 国内の大学等に在籍し海外の大学・大学院への短期留学を希望する学生に対して第二種奨学金を貸与します。
●奨学金の金額
種 類 貸与月額
○学 部
第一種奨学金 (自宅)3万円、4万5千円/(自宅外)3万円、5万1千円
第二種奨学金 3万円、5万円、8万円、10万円、12万円
○大学院 修士課程
△専門職大学院 第一種奨学金 5万円、8万8千円/第二種奨学金 5万円、8万円、10万円、13万円、15万円(法科大学院 19万円、 22万円)
△博士後期・博士課程 第一種奨学金 8万円、12万2千円/第二種奨学金 5万円、8万円、10万円、13万円、15万円