1875(明治8)年、同志社英学校が開設されました。2年後1877年には、同志社女学校と改称。さらに1930年、同志社女子専門学校に改称されました。新学制のもと1949年、女子専門学校を廃し、同志社女子大学学芸学部を開設。その後、薬学部の増設などが行われ、2011年、創立135周年を迎えました。
基本情報
同志社女子大学は創立以来一貫して、キリスト教の教えに基づく愛と自由の精神を建学の理念としています。自己の利益にのみとらわれず、自由かつ主体的に他者への愛を実践できる女性、社会において「地の塩、世の光」となりうる女性の育成を目標に掲げています。本学設立者である新島襄は、国際的視野に立って歴史や事象を客観的に俯瞰し分析しうる能力を培うことの重要性を認識し、それを教育の中で実践しました。それに学び、宗教や文化、言語や民族の違いを越えて、国際的な観点から世界を見つめ、共生の道筋を探ること、これが「国際主義」教育の原点です。また、開学当時より、リベラル・アーツを教育の柱としています。学問領域の高度化、専門化、ハイテクノロジーの時代を迎え、これらへの対応に押し流されて、肝心の人間そのものが見失われてしまいがちな現代だからこそ、あらためて「人間とは何か」という根源的な課題について幅広い視点から考え、歴史や世界の事象を総合的、学際的に把握する試みが必要と捉えています。
校舎情報
京都府京田辺市興戸
・近鉄京都線興戸駅2階出口より正門まで徒歩約10分
同志社女子大学 薬学部 医療薬学科の詳細
高度医療に対応し、チーム医療の一員として信頼される人間性豊かな医療人育成のために、6年間のカリキュラムを実施。第1期生(148名)の薬剤師国家試験合格率96.62%という好成績は、学生一人一人の頑張りとともに、薬学部の充実した教育体制や施設によって成し得た結果であると言えます。教員1人あたり各学年5~6人の学生を担当し、学生へのきめ細かい支援を行う「アドバイザー制度」の実施も特徴のひとつです。
薬学部第1期生(4年制課程)は、平成21年3月に実施された第94回薬剤師国家試験において受験者数128名中、119名が合格。」全国平均74.40% を大きく上回る92.97%の合格率でした。また、第95・96回薬剤師国家試験においても、多くの合格者を輩出。第1期生(148名)の合格者は 146名となり、累積合格率は98.65%となりました。
●病院薬剤師
●MR(医療情報担当者)
製薬メーカーと医療現場の橋渡しをするのがMです。医療関係者に最新の医療品情報を提供。
●医薬品開発研究者
●公的研究所研究員
●薬局薬剤師
●CRC(治験コーディネーター)
製薬メーカー、医師、患者の間に立って、治験(臨床試験)をサポートする新しい専門職です。
●公務員
●大学院進学
より高度な専門性をもった薬剤師や創薬領域の研究者へ。
学費
●授業料:1,400,000円
●施設設備費:550,000円
●実験実習費:95,000円
●募集額 1口5万円(1口未満のご寄付もありがたくお受けいたします)
経済的理由により、授業料等本学納付金の支弁が困難な学生に対し、奨学資金を貸与し、学業を継続してもらうことを目的としています。
1.奨学金貸与額
•学部生 年額 36万円(一括貸与)
•修士課程 年額 48万円(一括貸与)
•博士課程 年額 60万円(一括貸与)
2.奨学金貸与期間
大学院生、学部生ともに最短修業年限
3.貸与条件 1.家計収入が少なく学費の支弁が困難な者。
2.学業成績および人物が良好である者。
4.利息 無利息
5.返済方法 修了後(最短修業年限経過後)10年間の元金均等割賦返済とする。
●日本学生支援機構奨学金
第一種奨学金 ※無利子
学部生(月額) 自宅30,000・54,000円 自宅外30,000・64,000円
採用基準目安
学力
学部1年生/ 高校2~3年の成績の平均が3.5以上の者 大検合格者で上記に準ずると認められた者
学部2年生以上/ 大学の成績が全体の1/3以上の者
第ニ種(きぼう21プラン)奨学金 ※有利子(年利3%を上限とした変動利率)
学部生(月額) 3万・5万・8万・10万・12万円の中から選択(薬学部は14万円も)
学力
学部1年生/ 高校時の成績が平均水準以上の者 大検合格者で左記準ずる者
学部2年生以上/ 大学の成績が平均水準以上の者