昭和9年に設立された福岡高等商業学校は、昭和24年福岡商科大学となり、昭和31年に法経学部の増設に伴い福岡大学と改称しました。経済の急成長とともに商学部に加え、昭和34年法学部・経済学部、35年薬学部、37年工学部、44年人文学部・体育学部(現スポーツ科学部)、45年理学部、47年医学部を増設し、現在は9学部31学科を有する総合大学として発展しています。
基本情報
福岡大学は、9学部31学科と大学院10研究科34専攻、2万人を超す学生数を抱え、広大なキャンパス空間と病院を含む多くの建物施設群を擁し、77年の歴史と伝統を有する西日本有数の総合大学です。「思想堅実」「穏健中正」「質実剛健」「積極進取」を建学の精神として掲げ、高度な知識と技能を持つだけでなく、高い人格を形成することを教育の基本理念としています。また、教育研究の目的として、「建学の精神」に基づいた全人教育を理想とし、「人材教育」と「人間教育」、「学部教育」と「総合教育」、「地域性」と「国際性」という三つの共存をはかることによって、真理と自由を追求し、自発的で創造性豊かな人間を育成し、社会の発展に寄与することを目指しています。
本学は、教育・研究・医療の3つの高度機能を果たし、責任ある教育、探究心と地道な努力による研究、高い質を備えた医療に全力を傾けることを使命とし、さらに産学官連携、高大連携、大学間連携、地域連携(コミュニティ連携)などの連携機能を強化することによって、地域社会に貢献しています。
校舎情報
福岡県福岡市城南区七隈八丁目19-1
福岡大学 薬学部 薬学科の詳細
「化学、物理学、生物学などを基盤とし、薬物を通して人々の生命と健康を守る総合生命科学」との基本理念のもと創設された薬学部は、平成18年度に「医薬品の開発や安全使用に関する基礎的・臨床的先端研究の推進をもって国民の健康と福祉に貢献する」ことを新たな教育研究の理念として掲げ、4年制から6年制へ改めました。医療人としての使命感と倫理観を備え、高度な薬学の専門知識・技能・態度を身に付けた薬剤師、薬学教育研究者の育成を目指しています。同キャンパス内には医学部、大学病院、スポーツ科学部などが存在し、総合医療教育を学習・体験できる絶好の条件が揃っています。
91.06%
●製薬企業
アステラス製薬(株)、アストラゼネカ(株)、日本イーライリリー(株)、エーザイ(株)、グラクソ・スミスクライン(株)/他
● 病院
大分大学医学部附属病院、独立行政法人国立病院機構、社会(医)大成会、(医)天神会、(医)徳洲会/他
●薬局
(株)アガペ、(株)大賀薬局、(株)サンキュードラッグ、(株)サンドラッグ、(株)下川薬局/他
学費
・入学金:420,000円
・授業料:634,500円(半期額、年額1,269,000円)
・教育充実費:132,000円(半期額、年額264,000円)
学費計:1,186,500円
●委託徴収金
・父母後援会費:8,500円
・友信会費:7,500円
・学友会入会金:1,000円
・学友会費:5,610円
・学生健康保険互助組合入会金:100円
・学生健康保険互助会組合費:3,500円
・卒業記念アルバム代:1,000円
・委託徴収金計:27,210円
1期計:1,213,710円
2期計:766,500円
年額:1,980,210円
前年度の学業成績並びに品行の特に優秀な学生を「特待生」として表彰する制度。2年次以上の各学年、各学部学科の首席を含めた約200人が選ばれ、奨学金として30万円(商学部第二部は15万円)が授与される。
●福岡大学給費奨学金(一号) ≪返還義務なし≫
人物、学業成績ともに優秀でありながら、経済的理由で学業継続に支障をきたすおそれのある者を支援する制度。
≪募集時期≫4月上旬
≪募集人数≫200人程度
≪給付額≫
人文・法・経済・商 : 30万円
商二部 : 15万円
理・工・医・薬・スポーツ科 : 50万円
●福岡大学給費奨学金(二号) ≪返還義務なし≫
課外教育活動において、極めて特異な能力を有し、かつ、優れた業績を示した者を育成する制度。
≪募集時期≫11月下旬
≪募集人数≫24人程度
≪給付額≫
最高60万円(活動内容、実績による)
●福岡大学奨学金 ≪返還義務あり≫
修学の意思および能力を有しながら、経済的理由で学生生活に支障をきたすおそれのある者を支援する制度。卒業後10年以内で返還。
≪募集時期≫4月上旬
≪募集人数≫950人程度
≪給付額≫
64万円
●福岡大学奨学金(緊急貸与) ≪返還義務あり≫
定期の採用時以外でも主たる家計支持者の失職、死亡その他の理由によって家計が急変し修学が困難になった場合は、願い出により緊急に奨学金の貸与を受けることができる。
●日本学生支援機構奨学金(貸与)
(1) 第一種奨学金(無利子貸与) ≪返還義務あり≫
特に優れた学生で経済的理由により著しく修学困難な者に貸与。
≪募集時期≫4月上旬
≪貸与額(月額)≫
自宅通学者 : 3万円又は5万4千円
自宅外通学者 : 3万円又は6万4千円
(2) 第二種奨学金(有利子貸与) ≪返還義務あり≫
第一種奨学金よりゆるやかな基準によって選考された者に貸与。
≪募集時期≫4月上旬
≪募集人数≫621人(平成22年実績)
≪貸与額(月額)≫
3万円、5万円、8万円、10万円、12万円のいずれかの月額より選択。12万円を選択した場合に限り、医学部医学科生は月額4万円、薬学部生は2万円の増額を希望可。