名古屋市立大学は明治17年(1884年)に名古屋薬学校が設置されたことから始まりました。昭和25年(1950年)4月1日には名古屋女子医科大学と名古屋薬科大学を統合して、医学部と薬学部の2学部を有する名古屋市立大学が発足。その後、様々な変革を経て、平成18年4月1日に公立大学法人名古屋市立大学として新たなスタートを切り、現在は公立大で唯一、医・薬・看護の3学部を備えた総合大学となりました。
基本情報
名古屋市立大学は名古屋の中心部に位置し、6学部7研究科を名古屋市内の4キャンパスに擁する大都市型総合大学です。この60年間の歴史の中で2万6000名を超える卒業生を輩出。地域の健康・福祉の向上や経済・文化の発展など社会貢献を実践しています。名古屋市立大学の矜持の一つは、「Courage to Challenge(絶えず挑戦する勇気)」の校風が全4キャンパスに浸透していることです。先達の叡智を十分に学んだ上で、全く新しいことに勇気を持って挑戦していくことが名古屋市立大学の発展の礎となってきました。人類の健康維持増進、環境の負荷軽減と保全、次世代育成支援、自然環境の保護保全と社会環境の整備、産学官連携の推進、障害学生も視野に入れた学生支援等、これからの持続可能な共生社会の実現に寄与し、国際社会の一員であることを見据えて、名古屋市立大学に関わる全ての人の、個の力を最大限に引き出し、社会で活躍・貢献できる存在を育てています。また、【個性的な大学づくり】を目指し大学教育の枠を超えた、学際的な分野の研究者・教育者を積極的に集めています。
校舎情報
愛知県名古屋市千種区北千種2-1-10
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1
愛知県名古屋市瑞穂区田辺通3-1
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
名古屋市立大学 医学部 医学科の詳細
桜山(川澄)キャンパスに所在している医学部では6年間にわたり、教養教育と専門教育を一貫して行っています。専門教育では、基礎医学、臨床基礎医学、社会医学、臨床医学の全科目が必修で、学生は幅広い医学全般を学ぶことができます。また、医学部附属病院(808床)において、すべての診療科で臨床実習を受けます。
卒業生は、創立以来すでに4,000名以上に達し、医療、研究、医療行政の各分野の第一線で活躍。基礎・臨床の全分野が配置された医学研究科・医学部研究棟もあり、教育、研究の一層の充実が図られています。
学費
授業料:半期267,900円
○同窓会費:30,000円(瑞友会)学友会費:11,000円
○献体団体(財)不老会:(賛助会費)50,000円
○学生教育研究災害傷害保険料:4,700円
○合宿参加費:2,200円
計187,900円
(原則下記【1】~【3】を満たす者)
【1】経済的理由により授業料の納付が困難な者(生活保護基準額表により算定)
【2】学業優秀である者 学部学生2年生以上は前年度の取得単位のうち、「秀」「優」及び「良」の単位の合計が3分の2以上である者※
1年生は成績要件なし
【3】日本学生支援機構又は他の奨学金の貸与または給付を受けているか、本年度申し込んだ者 過去に受給していても辞退などにより、授業料減免申請時に受給していない者は対象外。
※ただし、生活保護法による被保護世帯の者、授業料の納期限6ヵ月以内(ただし新入生にあっては入学前1年以内)に主たる家計支持者が死亡、長期療養、失 業等により家計維持が困難になった場合、納期限6カ月以内(ただし新入生にあっては入学前1年以内)風水害等により本人または学資負担者の家屋が損壊、流 失、床上浸水等の被害を受けた者の成績要件を緩和します。学生課学生支援係窓口まで相談に来てください。
免除額:納付すべき授業料の額の全額、または2分の1の額、または4分の1の額(経済状況により決定します)
○日本学生支援機構奨学金
独立行政法人日本学生支援機構により貸与される奨学金で、現在最も多くの学生がこの制度を利用しています。卒業、修了後には必ず返還してください。(大学院第一種奨学金を借りた者で、在学中特に優れた業績をあげたことにより返還が免除された者を除く)
○奨学金の種類と出願資格
第一種奨学金(無利子) 人物・学力ともに特に優れ、経済的理由により著しく修学困難な者に貸与する。 第二種奨学金(有利子) 人物・学力ともに優れ、経済的理由により修学困難な者に貸与する。 第一種奨学金と第二種奨学金の併用 第一種奨学金の貸与を受けても、修学を維持することが困難であると認められたものに対して、併せて第二種奨学金を貸与する。