昭和24年(1949年)大分大学(学芸学部、経済学部)を設置。昭和51年(1976年)に大分医科大学、昭和56年(1981年)には医学部附属病院を設置しました。そして、平成15年 (2003年)に、新「大分大学」を設立。平成16年 (2004年)に国立大学法人大分大学となりました。
基本情報
大分大学では、人間と社会と自然に関する教育と研究を通して、豊かな創造性や社会性そして人間性を備えた人材の育成を目指します。同時に、地域の発展、国際社会の平和と発展に貢献できるよう、人類福祉の向上と文化の創造に寄与します。教育においては、学生の立場にたった教育体制の下、広い視野と深い教養を持った、豊かな人間性と高い倫理観を兼ね備えた人材、ゆるぎない基礎学力と高度の専門知識を修得し、創造性と応用力に富んだ人材、高い学習意欲を持ち、たゆまぬ探究心と総合的な判断力を身につけ、広く世界で活躍できる人材、これらの人材を育成していくことを目標に掲げています。研究においては、創造的な研究活動によって真理を探究し、その知的成果を世界へと発信していくこと、さらに、総合大学の特性を活かし、学の融合による新たな学問分野の創造を目指しています。地域拠点大学として、教育・研究・医療の成果を地域社会に還元することによって、地域社会との連携と共存を図りながら、国際的な拠点大学として、広く世界に目を向けて交流を進めていきます。
校舎情報
大分県由布市挾間町医大ヶ丘1丁目1番地
大分県大分市大字旦野原700番地
大分大学 医学部 医学科の詳細
医学科は広く教養を学び、総合的自主的な判断力を養い、厳しい訓練を通じて人間の生命の尊厳に対する自覚を培い、21世紀の医学と医療の担い手としての知識と技術を習得します。そのために入学直後、専門教育開始前や臨床実習開始前などにイントロダクトリーコースを設け、学生がスムーズに修学できるよう配慮しています。さらに[総合カリキュラムの編成]や[クリニカル・クラークシップ(診療参加型実習)の導入]などを実施しています。また医学の急速な進歩に対応すべく、従来の体系的教育方法から脱却した臓器別、機能別に統合した授業科目の編成、 PBL(問題提起型)チュートリアル教育など抜本的改革を試み、改善を重ねています。
学費
学部または大学院研究科に入学する方のうち、経済的理由により入学料の納付が困難であり、かつ学業優秀と認められる方
学部または大学院研究科に入学する方のうち、入学前1年以内に学資負担者が死亡した方、または入学前1年以内に風水害の災害を受けた方
●授業料免除対象者
学生のうち、経済的理由によって授業料の納付が困難であり、かつ学業優秀と認められる方
学生のうち、授業料の各期の納期前半年以内に、学資負担者が死亡した方、または学生もしくは学資負担者が風水害の災害を受けた方(新入学生の入学した日の属する期の申請については、入学前1年以内)
●大分大学入学料・授業料奨学融資制度
奨学融資制度の利用を申請し、大学の承認の後、学生本人が入学料や授業料の融資を地元金融機関に申し込みます。その後、金融機関において審査が行われ、融資対象者が決定します。融資を受けると通常ただちに返済が始まりますが、奨学融資制度を利用すると元金返済は卒業後となり本学在学中は利子のみの支払いとなります。この本学在学中の利子を大学が負担する制度(返還義務はありません)です。
●奨学金
日本学生支援機構と地方公共団体や民間育英奨学団体の奨学金があります。いずれも人物・学業ともに優れ、経済的理由により就学困難な者を対象としています。募集の時期は、奨学団体によって異なります。その都度、 教務情報システムと掲示板でお知らせします。