和歌山県立医科大学は、昭和20年に和歌山県立医学専門学校が設置されたことから始まりました。昭和23年には和歌山県立医科大学が設置され、昭和30年に新制和歌山県立医科大学として医学部が設置され、新たなスタートを切りました。平成16年には新たに保健看護学部が設置されています。
基本情報
本学は医学・保健看護学における教育、研究そして臨床の3本柱を使命としています。教育については、単なる医学・保健看護学の修得を最終目標とするのではなく、患者さんの心を理解しその支えとなるような人格形成への教育に取り組みます。そのために学生が多くの友人や師と接して、書物にも親しむことで人生について深く思いめぐらせるように指導しています。医学・保健看護学の研究はもっとも重要なものとし、様々な病気の治療にも基礎的研究が重要と考えます。医学部のみならず保健看護学部も精一杯研究に取り組んでいますが、それぞれの講座の壁を乗り越えたトランスレーショナルリサーチを活発に行い、世界に発信できるハイレベルな研究を目指しています。臨床的には高度で最新の医療を県民、国民に提供することで社会に貢献します。地域に根ざした保健医療、救急をはじめとする医学の分野で県民の命を守る強い意欲を全学の職員教員が共有しています。教育、研究、臨床そして地域医療のあらゆる面で県民・国民の福祉と医療に貢献できるよう全学を挙げて取り組んでいます。
校舎情報
和歌山県和歌山市紀三井寺811番地1
和歌山県和歌山市三葛580番地
和歌山県立医科大学 医学部 医学科の詳細
医学部は、構造・機能・臓器別の横断的・総合的なカリキュラムを導入し、臨床・研究能力の高い医師の育成を行っています。一年次には教養教育を中心として、医学部への準備教育や自然科学、社会人としての教養、医師としての倫理を学びます。二年次、三年次には基礎医学の領域を中心に学ぶとともに、研究に親しむ期間を設けております。四年次から六年次には臨床医学の基礎を学び、臨床実習を行います。地域医療マインド育成にも力を入れており、一年次より早期臨床体験実習や地域福祉施設体験実習を行い、二年次、三年次には保育所実習・障害者福祉施設実習、五年次、六年次には医療問題ロールプレイや緩和ケア病棟実習などを行っています。
計:503名(女:160名)
学費
【授業料】年額:535,800円