1881年に、高木兼寛によって成医会講習所が創立されたのが始まり。翌年には有志共立東京病院なる慈善病院を発足。1887年に同病院は皇后を総裁に迎え、東京慈恵医院と改名。1907年には、有栖川宮威仁親王妃慰子殿下を総裁とする社団法人東京慈恵会が設立。東京慈恵医院は東京慈恵会医院と改称され、そして1921年、大学令の公布を機会に東京慈恵会医院医学専門学校は東京慈恵会医科大学に昇格しました。
基本情報
”病気を診ずして病人を診よ“これは、創始者、高木兼寛の遺訓です。病気そのものを診(看)るだけでなく病に苦しむ人をよく診(看)ることの重要性を指摘している言葉であり、本学ではこの遺訓を継承しながら、社会のニーズに応えることのできる医師、看護師の育成を目指しています。そのためには、医学や看護学の専門的な知識や技術だけでなく、幅広い教養を身につけることが求められます。また、医師や看護師としての心のあり方は、医療の実践を通して人から人へと伝えられるものという考えの下、少人数教育を重視し、教育の改善・充実に努め、独自のカリキュラムを行っています。
附属病院は、患者さんに安全で適切な医療を提供すると共に、卒業後も医師や看護師の教育の場となっています。
校舎情報
東京都港区西新橋3-25-8
東京都調布市国領町8-3-1
東京慈恵会医科大学 医学部 医学科の詳細
本学の教育プログラムのひとつ「医療者(専門職業職者)育成のための学習評価システム」は、文部科学省から「特色ある大学教育支援プログラム」として選定されるなど、外部からも高い評価を得ています。統合カリキュラムでは、教育実施組織と評価組織を完全に分け、各科目担当者が学生を教え、その学生にどれだけの成果を与えたかを大学が評価することによって、教育者の教育責任の明確化を図っていることも質の高い教育の源となっています。さらに試験問題を大学がデータベースとして一元管理しながら、6年一貫のカリキュラム全体を管理することによって、各学年での学生の能力の着実な積み上げに取り組んでいます。
合計 1313名
合計 670名
学費
【授業料】250万円
【別途納付】
学生会経費10万円(6年分)
父兄会経費24万円(在学期間分)
○慈恵大学奨学生
○父兄会奨学金
○本多友彦慈恵医学教育奨励基金
○静岡県医学修学研修資金
○教育ローン