創立者三田俊次郎が明治30年(1897)に廃止された県立病院を収得して私立岩手病院を創設し、医学講習所・看護婦養成所・産婆学校を併設したのが始まりです。明治34年(1901)には、岩手病院を実習場として東北・北海道初の私立岩手医学校を設立。昭和3年(1928)2月には私立岩手医学専門学校が誕生し、昭和22年(1947)6月18日に「岩手医科大学」に変更されました。
基本情報
岩手医科大学は、医学・歯学・薬学の医療系3学部を同一キャンパスに揃えた日本で初めての医療系総合大学です。「教育」・「研究」・「医療」の3つの柱となる事業を通して、地域医療の充実発展に寄与し、その社会的使命を果たしてきました。
世界最高峰の7テスラMRIを導入した超高磁場先端MRI研究所、動物実験センターも整備、横断的・学際的な先進の研究を展開。新時代を担う世界に冠たる医療系総合大学を目標に、現在、メディカルセンターの設置を計画しており、学部の垣根を越えた世界的にもユニークな教育を実施しています。
校舎情報
岩手県紫波郡矢巾町西徳田2-1-1
岩手県岩手県盛岡市内丸19-1
岩手医科大学 医学部 医学科の詳細
医学部では、社会に貢献する医師の育成に向け、モチベーションのアップと涵養を図っています。広い視野を持つために、医学・医療の現場を早い段階から体験します。1学年では実技、3学年は地域医療の実践に即した意義深い研究メニューが、テーマ別に用意されています。5学年は小グループで実際の医療現場へ入ります。6学年前半の高次臨床実習では、実際に患者さまの診療に携わるのが教育内容です。このように、時代と地域のニーズに合った医師ならびに、時代にインパクトを与えることのできる人間、大きなスケールで物事を考えることのできる医師の育成をめざしています。
【准教授】23名(1名)
【講師】69名(8名)
【助教】226名(54名)
【研修医等】149名(47名)
【計】506名(110名)
( )内は女性教員数
学費
【授業料】2,500,000円
【実験実習費】500,000円
【施設整備費】1,000,000円
【教育充実費】4,000,000円
【合計】9,000,000円
【諸会費】
○学生傷害保険団体加入保険料(6ヵ年分)
30,000円
○学友会費(次年度以降年10,000円)
20,000円
○圭陵会費(入学時のみ)
150,000円
○父兄会費(入学時のみ)
200,000円
【合計】400,000円
※地域枠特別推薦入学者は除く
○岩手県地域枠奨学金制度
○岩手県医療局奨学金制度