愛媛大学は、昭和24年に松山高等学校、愛媛師範学校・愛媛青年師範学校、新居浜工業専門学校が包括され文理学部・教育学部・工学部の3学部をもって設置されました。昭和29年に愛媛県立松山農科大学の国立移管により農学部を設置。昭和43年文理学部改組に伴い、法文学部、理学部、教養部が設置されました。昭和48年には医学部も設置され、現在は6学部・6大学院研究科を持つ総合大学となりました。
基本情報
愛媛大学は、「地域にあって輝く大学」「学生中心の大学」の実現を目指し、教育・研究・社会連携において様々な取組みを行っています。地域の発展を支え、牽引する人材の育成と学術研究の推進が重要な使命だと考え、産業、文化、教育、医療などの分野においてハイレベルな知識と技術を提供し、地域の諸課題の解決に向けて、共に考え、行動して、地域の人々から信頼される大学になることを目指しています。また、基礎的研究・萌芽的研究を大切にするとともに、環境や生命などの得意分野において世界レベルの研究拠点を形成することに努めています。
大学のもっとも基本的な機能は、次代を担う若い世代の育成にあると考え、学生の視点に立った教育改革や環境整備を推進。すべての学生が入学から卒業までの過程で、自立した個人として生きていくのに必要な能力を習得するが目標です。大学は「学び」の宝庫。主体的に学ぶ能力、自分の意見を相手に伝える能力、仲間と連携し仕事をやり遂げる能力が特に大切であり、本学ではそれらの能力を磨くために多くの機会を設けています。
校舎情報
愛媛県松山市樽味3丁目5の7
愛媛県松山市文京町3
愛媛県東温市志津川
愛媛大学 医学部 医学科の詳細
医学科では、良き社会人となるために必要な教養科目と同時に早期の専門教育が実施されます。入学後は基礎医学の中心をなす「基礎医学展望」を受講します。この科目は高等学校で生物を十分に学んでいなかった学生に対して医学専門教育の橋渡しを行う科目です。2回生では基礎医学系科目を広く学び、3回生では臨床医学の基礎を、4回生では応用的な臨床医学各科目を学びます。4回生の終わりに受ける全国統一の共用試験合格後は、5回生から始まる臨床実習に参加。6回生では卒業試験を受けるのと同時に国家試験の準備をします。これらの医師養成カリキュラムに加えて、医学・生命科学研究者の育成推進カリキュラムもあります。
学費
【その他経費】114,800円
本学では、授業料の納付が困難な者については、本人の申請に基づき選考の上、授業料の全額または半額が免除される制度があります。
○免除対象者
大学院および学部学生で次のいずれかに該当する者
経済的理由によって授業料の納付が困難であり、かつ、学業優秀と認められる者
授業料の各期ごとの納期前6月以内(新入学者の場合は入学した期の申請に限り入学前1年以内)に、本人の学資を主として負担している者が死亡、または本人若しくは本人の学資を主として負担している者が風水害等の災害を受けた場合で、授業料の納付が著しく困難な者
授業料納付後、家計急変等(家計支持者の死亡、失業等または風水害の災害を受けたことなど)による特別な事情により修学を継続することが困難であると認められた者
【入学料免除制度】
本学では、入学料の納付が困難な者については、本人の申請に基づき選考の上、入学料の全額または半額が免除される制度があります。
○免除対象者
学部生
入学前1年以内に、本人の学資を主として負担している者が死亡、または本人若しくは本人の学資を主として負担している者が風水害等の災害を受けた場合で、入学料の納付が著しく困難な者