寛政7年12月、山梨大学前身の甲府学問所徽典館（江戸昌平黌の分校）が設立されました。昭和24年5月には山梨大学となり、平成14年10月に旧・山梨大学と旧・山梨医科大学を統合し、現在の山梨大学を開学。平成16年4月には国立大学法人山梨大学となりました。
基本情報
山梨大学は「地域の中核、世界の人材」というキャッチ・フレーズのもと、豊かな人間性と倫理性を備え、広い知識と深い専門性を有して、地域社会・国際社会に貢献できる人材を養成する教育・研究を行うことを目的としています。地域社会の中核として、地域の要請に応えることができるだけでなく、世界を舞台に活躍できる人材を育成し、これまでにも様々な領域の中核として活躍する優秀な人材を輩出してきました。
山梨大学は、教育人間科学部、医学部、工学部を持つ総合大学です。各学部の先進的研究成果を基盤に、学部ならびに大学院学生の教育を行い、広い視野と優れた道徳的及び専門的能力を持つ人材を育成しています。1年次生は全員が甲府キャンパスで学び、基礎学力を修得します。全学共通教育科目を履修する中で、同じ学部の学生諸君だけでなく、目標も考え方も異なる他学部の学生諸君と積極的に交流を深めることで、人格の陶冶ができる環境づくりをしています。
校舎情報
山梨県甲府市武田4-4-37
山梨県中央市下河東1110番地
山梨大学 医学部 医学科の詳細
医学部では生命の尊厳を教育の基本とし、その目的は、医の倫理を身に付け、深い人間愛と広い視野を持つ医師及び医学研究者の育成です。知識の修得だけでなく、人格涵養の教育に重点を置き、病める人とともに歩み、広い視野をもち、地域を愛する人格の養成を目指しています。急速に進展する医学界においても、常に未来の動向に目を向け、創造と実践によって教育・研究の実を上げること、また、その中でも地域医療の向上と充実に寄与、貢献することを使命としています。充実した教育研究組織のもと、医学、生命科学、看護学、医療に関する優れた教育プログラムを学生に提供しながら、専門的・学術的領域においても独創的な研究を行い続けています。
学費
・入学金：282,000円
・授業料：535,800円
【免除の対象となる学生】
(1) 経済的理由により授業料の納入が困難であり、かつ、学業が優秀と認められる学生
(2) 授業料の各期ごとの納付前6ヶ月以内（新入生は入学した期分の免除を申請する場合は、入学前1年以内）において、学資負担者が死亡した場合、又は本人若しくは学資負担者が風水害等の災害を受けた場合で、授業料の納入が著しく困難と認められる学生
(3) (2) に準ずる学生又はその他学長が相当と認める事由がある学生
【免除の額】
その期に納入すべき授業料の全額又は半額
●入学料の免除
入学料の納入が著しく困難な学生に対しては、本人の申請に基づき、選考のうえ、入学料の全額免除又は半額免除又は徴収猶予される制度があります。
●本学では、平成24年度新入生において、東日本大震災等による被害を受けた方で、入学料及び授業料の納入が困難であると認められる場合には、入学料及び授業料を減免します。
●奨学金
・日本学生支援機構の奨学金（国の奨学金）は、貸与奨学金で経済的理由により修学に困難のある優れた学生に対し貸与されます。
・地方公共団体・民間奨学団体は大学を通して募集してくるものと直接募集してくるものがあります。 大学を通して募集してきた奨学金については、CNSによりお知らせをしております。
・山梨県医師修学資金は将来山梨県内で医師の業務に従事する意思のある医学生の皆様に修学資金を給付し、一定期間県内の公立病院などに勤務した場合に、修学資金の返還を免除する制度です。詳細につきましては、山梨県庁医務課までお問い合わせ下さい。
●山梨大学独自の奨学金制度（特別待遇学生の授業料免除）
【特待生となる学生】
医学科は2年次〜6年次生、看護学科は2年次～4年次生の中で、学業、人物ともに優秀であると選考され、学長に推薦された学生。
【免除の額】
当該年度後期分授業料の全額 267,900円
