現役か既卒かで割合は変わります。現役では物理、既卒では生物が多くなります。理由は物理選択の生徒は数学も得意な場合が多く、理数の比率が高い医学部受験では有利になりがちで生物選択者が既卒で残ってしまうからです。オススメは、純粋に受験だけ考えると物理です。医学科で物理が必要なのは放射線くらいですが。合格後を考えると、医学科では人体を学ぶので生物選択の方がいいかもしれません。以前はそうした流れが医学部受験にはありました。所謂理科3科目受験です。一番多いときは10大学を超えていました。しかしながら去年熊本大学がセンター試験での理科必須をやめました。また今年は九州大学がセンターで物理選択が可能になります。逆に物理、化学必須の大学があります。(PMDホームページの「2018年度国立医学部入試科目」参照)純粋に受験のことを考慮すると志望校の物理、生物の合格者比率と自分の得意不得意を天秤にかけることになります。理科の選択は多角的に考えないといけないセンシティブな問題ですね。