第一薬科大学は、故・学園理事長、都築貞枝と故・学園総長、都築頼助が終生教育に殉ぜんことを誓い、昭和31年に学校法人高宮学園を設立、理想的な学園として福岡第一高等学校等を創設したことからスタート。その後、総合学園を構想し、昭和35年に薬学部薬学科となり、昭和42年には薬剤学科、製剤学科の二学科制に移行。平成18年から薬学部6年制になり、薬学部薬学科として現在に至っています。
基本情報
50年の歴史を有する第一薬科大学は、医療人として高い専門知識や臨床能力を持つとともに、患者さんの気持ちに寄り添い、相手の立場に立って心情を深く理解する「惻隠の情」を備え、地域社会の人々の生活指導や健康管理など、地域医療に貢献できる薬剤師の養成を目指しています。現在6年制薬学教育が導入され、薬の専門家としてこれまで以上に高い知識・技能・態度の修得が求められています。患者さんの気持ちに寄り添い、相手の立場に立って心情を深く理解し、生命に対する高い倫理観をもつ薬剤師、科学の基盤に立ち、確かな知識、技能、態度を備えた臨床能力の高い、実践的能力を持つ薬剤師、自ら問題点を見いだし解決できる能力をもち、医師、看護師等と協力し、薬剤師の専門性を発揮するとともに、チーム医療に貢献できる創造的な薬剤師を育成しています。そのために、早期体験学習や長期実務実習等を通して臨床能力を養い、少人数対話型学習、問題解決型学習や卒業研究等により自己学習能力を高めるカリキュラムなどを工夫しています。
校舎情報
福岡県福岡市南区玉川町22番1号
・JR博多駅から地下鉄で天神駅まで7分
第一薬科大学 薬学部 薬学科の詳細
第一薬科大学は、1~4年次ではコア・カリキュラムの内容に準じて、一般教養とともに医療人としての教養科目を多く取り入れています。専門教育は薬学導入科目、基礎系科目、医療系科目へと年次毎に積み上げるよう編成され、特に医療系科目数と時間数および実習を増やし、「医薬品の適正使用」や「テーラーメイド治療」などに対処できる能力を修得できるようにしています。5~6年次には、5ヶ月間の実務実習のほか、より専門性の高い科目や学生個々の将来の進路に合った科目を配置し、情報処理演習室、「模擬病院薬局」、「模擬調剤薬局」、「模擬病棟」などを完備した大規模な「実務実習教育センター」で実習ができるようになっています。
・製薬会社
武田製品工業/塩野義製薬/エーザイ/協和発酵工業/ツムラ 等
・病院薬局
九州大学病院/久留米大学病院/鹿児島大学病院/産業医科大学病院/宮崎大学病院 等
学費
※1年次に入学金として、2年次以降は施設充実費として20万円を4月に納入
●授業料:1,500,000円
※4月、7月、12月の各時期に50万円を納入
・第一種奨学生(無利子):30,000円または自宅通学者45,000円、自宅外通学者51,000円
・第二種奨学金(有利子):3/5/8/10/12万円から選択
その他地方自治団体の奨学金