明治14年、東京大学の1回生から3回生までの卒業者19名と他2名が、「理学の普及」を目指し、「国の繁栄は科学技術が基礎」という信念の基に、東京理科大学の前身「東京物理学講習所」を創設しました。明治期に自然科学の教育を施したのは東大と本校だけでした。昭和35年には薬学部(薬学科)設置するなど、発展を重ね、昭和63年には学校法人名を東京理科大学へと変更しました。
基本情報
本学は、神楽坂地区に理学部第一部、理学部第二部、工学部第一部、工学部第二部の4学部、野田地区に薬学部、理工学部、基礎工学部、そして久喜地区に経営学部を設置し、総合的な理科教育を行っています。野田地区は、平成15年度には薬学部が移転し、3学部と多数の研究施設が集まる新キャンパスへと生まれ変わりました。また平成25年(2013年)には葛飾にも新しいキャンパスができ、神楽坂・野田・葛飾が有機的に連携できるような体制が整う予定です。
教育と研究を両方重視する教育研究機関を目指し、教育面では「実力主義」の伝統を受け継ぐとともに、研究面では、情報科学教育研究機構、総合研究機構および生命科学研究所などの整備・拡充に努カしています。これらの機関の下、火災科学研究センター、量子生命情報研究センター、グリーン&セーフティ研究センターなどが設置され、研究部門を含めると30近い組織があります。これらの研究機関やプロジェクトは様々な科学技術の発展に貢献しています。
校舎情報
北海道山越郡長万部町字富野102-1
千葉県野田市山崎2641
東京都新宿区神楽坂1-3
埼玉県久喜市下清久500
東京理科大学 薬学部の詳細
薬学科は、「医薬分子をとおして人間の健康を守る」という薬学部の理念に基づき、高度化する医療に対して貢献することのできるヒューマニズムと研究心にあふれた高度な薬剤師そして医療人となる人材養成が目的です。その基礎として、医薬品の投与法、安定性、作用機序、体内動態等の薬剤師の職能の基盤となる専門的知識及び関連する技能、態度を身に付けます。さらに、生命の尊厳と患者の苦しみを知る人間性を培い、国民の健康と福祉を守る上で重要な、医薬品の安全で適正な使用と医療過誤等に対する適切な問題解決能力を備えた人材を育成する教育を行っています。
学費
●授業料:1,400,000円
●施設設備費:550,000円
●実験実習費:95,000円
●募集額 1口5万円(1口未満のご寄付もありがたくお受けいたします)
経済的理由により、授業料等本学納付金の支弁が困難な学生に対し、奨学資金を貸与し、学業を継続してもらうことを目的としています。
1.奨学金貸与額
•学部生 年額 36万円(一括貸与)
•修士課程 年額 48万円(一括貸与)
•博士課程 年額 60万円(一括貸与)
2.奨学金貸与期間
大学院生、学部生ともに最短修業年限
3.貸与条件 1.家計収入が少なく学費の支弁が困難な者。
2.学業成績および人物が良好である者。
4.利息 無利息
5.返済方法 修了後(最短修業年限経過後)10年間の元金均等割賦返済とする。
●日本学生支援機構奨学金
第一種奨学金 ※無利子
学部生(月額) 自宅30,000・54,000円 自宅外30,000・64,000円
採用基準目安
学力
学部1年生/ 高校2~3年の成績の平均が3.5以上の者 大検合格者で上記に準ずると認められた者
学部2年生以上/ 大学の成績が全体の1/3以上の者
第ニ種(きぼう21プラン)奨学金 ※有利子(年利3%を上限とした変動利率)
学部生(月額) 3万・5万・8万・10万・12万円の中から選択(薬学部は14万円も)
学力
学部1年生/ 高校時の成績が平均水準以上の者 大検合格者で左記準ずる者
学部2年生以上/ 大学の成績が平均水準以上の者