1895年村崎サイが「女性の自立」を唱え、自立協同を建学の精神とする私立裁縫専修学校を創立。1966年に、家政学部家政学科を有する徳島女子大学となり、1972年に徳島文理大学と校名を変更しました。現在は、家政科だけでなく、国文専攻・英文専攻、音楽科、薬学部、工学部を設置する総合大学として発展。アメリカをはじめ、オーストリア、香港、韓国、イギリス等、海外の多くの大学と大学間協定、姉妹校協定など、学術交流を進めています。
基本情報
徳島文理大学は、1895年、村崎学園創立者村崎サイが「女性の自立」を唱え、『自立協同』を建学の精神として創立しました。その精神のもと「人間の自立と学芸の独立」を目標に掲げ、教育に当たってきました。現在では日本でも有数の設備とすばらしい教職員が揃った優れた環境を誇っています。例えば、現代の高度医療およびバイオ・ナノテクノロジーを追究するためには欠かすことのできない核磁気共鳴装置(NMR)や解析機器など、最新の研究設備、世界で4番目の設置となった大型キャノピー(可動式音響反射板)を有するむらさきホール、圧倒的な蔵書数を誇る図書館など、この上ない学習環境を整えています。また、本学の教員は研究活動、教育に日々研鑽に努めており、その結果は、優れた研究を国が支援する「文部科学省・科学研究費補助金」の獲得額が3年間にわたって中国四国地方の私立大学トップとなっていることに表れています。こうした教育環境の整備は「環境は感性を豊かにし、人を育てる」という理念を具現化したもので、専門知識はもちろんのこと、国際色豊かな視野を身につけられる大学となっています。
校舎情報
徳島県徳島市山城町西浜傍示180
香川県さぬき市志度1314-1
徳島文理大学 薬学部 薬学科の詳細
徳島文理大学薬学部の教育の特徴は、早期体験実習、学部実習、情報教育、4年後期からの卒論・研究室配偶等です。具体的には、1、2年次にかけて早期医療体験を実施し、早い時期から医療体験を実施することで医療人としての心構えをしっかり身につけた薬学生を育てます。学部実習では、患者さんに対する薬の説明、企業で新薬の研究など、卒業後のあらゆる場面を想定した実習や実験を行っています。また、これからの実務に不可欠なパソコンなどの情報機器を使いこなすため、充実したIT環境を整え、最新のIT教育を提供しています。4年生になると、研究室に配属され、卒業研究に取り組み、研究実験をすすめ、卒業時には卒業研究発表を披露します。
学費
・入学金:400,000円
・授業料(前・後期):各560,000円
・実習・図書費(前・後期):各125,000円
・施設費(前・後期):各250,000円
学費等前・後期合計 2,270,000円
●その他納付金
・ 協力費(前・後期):各15,750円(税込み)
・ 研修部費(前・後期):各1,575円(税込み)
・ 研修部入会金(入学時のみ):1,000円
・対象者
全学部・学科の1年生(留年生を除く)
・条件
経済的理由により修学困難な者
前期試験の成績が優秀な者
・手続き
申請書の提出
所得証明書の提出
・選考方法
所得証明書
当該年次前期試験優秀者
・給付金額
当該年次授業料の半額
●薬学部・香川薬学部実務実習費免除
・対象者
薬学部・香川薬学部
・条件
5年次に病院及び薬局における5ヶ月の実習費
・給付金額
実習費【およそ70~80万円】の免除
●独立行政法人日本学生支援機構
○第一種(選択型)
・奨学金
自宅通学者(月額) 30,000円、54,000円
自宅外通学者(月額) 30,000円、64,000円
・選考方法
高等学校における学習成績概評が3.5以上の学生で、家計における総所得が日本学生支援機構の示す基準額以下の学生から選考
○第二種
・奨学金
月額30,000円、50,000円、80,000円、100,000円、120,000円の5種類から選択し、貸与期間中に必要に応じて貸与月額を変更できる。薬学部は20,000円の増額も可能
・選考方法
高等学校における学習成績概評が平均水準以上の学生で、家計における総所得が日本学生支援機構の示す基準額以下の学生から選考
●村崎サイ奨学金
本奨学金は学園創立者村崎サイ奨学基金に基づいて設けられました。本学に在学中、学費負担者の事故(死亡)等により修学困難となった学生で、かつ成績優秀にして学業継続の意志があると認められた者に給付されます。
・奨学金の額
奨学金は授業料相当額
・給付期間
1カ年