2020年度は現行の「センター試験」が実施される最後の入試!
新元号『令和』の時代が始まった。既に高3生・高卒生は最初に実施される私立大学医学部の一般入試まで、9ヶ月を切っている。
2020年には大学受験が大きく変わると言われており、私立大学の医学部合格を有利に勝ち取る方法をメディカルラボの可児本部教務統括にお話を伺った。
『ここ数年の医学部受験と2020年度の医学部受験とでは、大きく違います。というのも来年1月に実施される大学入試センター試験が最後の実施となるからです。』
国公立大学をめざす高3生・高卒生が万が一にも、浪人することになれば、新しく開始される『大学入学共通テスト』を現在の高2生と一緒に受験することになるわけだ。
『ご承知のようにセンター試験と共通テストは、問題の出題方針が大きく異なり、国語や数学は記述式の問題も出題されます。現在のところ出題範囲の変更はないため、現時点では既卒生向けの経過措置などは実施されない予定です。また、英語は英検など外部の資格・検定試験も必要になります。』
2020年度入試はどうなるのか?
このことから、共通テストの受験を避けるために、高3生・高卒生は、できる限り2020年度入試で医学部に合格したいと考えるだろう。そのために受験生全体としては、「安全志向」に向かう可能性が高い。
『つまり国公立大学志望者は受験校のランクを下げたり、科目負担の少ない私立大学に受験校を変更したりすることが考えられます。また、私立大学専願者は併願校を増やして、少しランクを下げた大学まで受験する可能性があります。』
その結果、難関医学部の中でも比較的入りやすいと言われていた大学さえも難化傾向が予測され、全体的に医学部入試が難化すると思われる。
2020年度入試の医学部受験で合格する方法
2020年度入試で医学部合格をつかむためには、「現在の自分の学力を正確に把握すること」と、「自分にとってどの大学の合格可能性が高いのかを知ること」が重要だ。
これは早ければ早いほど、入試までの受験戦略を効果的に立てることができるだろう。
そこで受験生にお薦めしたいのが、6月16日、23日、30日に全国27ヶ所で実施されるメディカルラボ主催の『私立医学部模試』。この模試の特徴は、次の通りだ。
- 受験生の学力特性を「スピード」「科目別習得度」「分野別習得度」「記述選択」「応用力」の5つに分けて測定
- 私立31大学の出題傾向・形式を「問題分量」「科目別配点」「出題傾向」「出題形式」「問題難易度」の5つで分析
- ①と②をマッチングして、受験生の合格可能性を判定
全国模試の有利な点と不利な点
大手の予備校が実施する全国模試は、受験者数が多いため、志望校の全国の受験者層における自分の位置を測定できる点だが、【全国マーク模試は、センター試験を想定した問題】【全国記述模試は、国公立大学前期模試を想定した問題】となっている。
『つまり、国公立大学を第一志望にしている受験生にとっては、全国模試は有効ですが、私立大学を受験する場合には、大学による出題傾向・形式のバラつきを反映した結果を得にくいため、模試結果は参考程度と考えても良いかもしれません。』
『夏休みを含めた9月以降の学習計画を立てる際に、メディカルラボの私立医学部模試の結果を活用して、2020年度の医学部入試で合格を勝ち取りましょう!国私併願予定の受験者もぜひチャレンジしてみてください。』
私立大学の医学部合格を有利に勝ち取る方法
メディカルラボ私立医学部模試の特徴
※お申し込みは、メディカルラボのイベント詳細ページより可能です。
取材協力:医系専門予備校メディカルラボ