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2018年 医学部入試ガイダンス 親子で学ぶ医学部入試最新情報~入試予想(国公立大・私立大)~

10月から推薦入試が始まり、間もなく一般入試も始まります。そんな中行われたメディックTOMAS主催『2018年 医学部入試ガイダンス』の模様についてお伝えします。

もくじ
1.開催概要
2.プログラム
1部 国公立、私立医学部の入試予想
2部 現役医学部生へのインタビュー
3.まとめ

1.開催概要

開催日:2018年11月25日(日)
会場:横浜ベイシェラトンホテル & タワーズ
対象者:中学生、高校生、高校卒業生、保護者
参加費:無料

2部構成、併せて2時間ほどのガイダンスでした。医学部入試についての最新情報や、現役医学部生の生の声を聞くことが出来ました。1部はメディックTOMAS講師の先生から近年の入試の傾向についての解説や、面接・小論文の具体的な対策をお話頂きました。2部は現役医学部生へのインタビュー。実際に取り組んだ勉強方法や、モチベーション維持の方法など、経験談を語って頂きました。
親子で参加されている方の他、ご夫婦で参加されている方も多くいらっしゃいました。医学部を初めて受験する方や、その保護者の方にも解りやすく大切なポイントを説明して頂けたと思います。

2.プログラム

1部 入試予想

メディックTOMAS横浜校 鍋屋秀顕先生

・最近の医学部入試に関連するニュース
・面接でよく聞かれる質問
・面接・小論文で求められる事
・2019年度の入試傾向の予想、および対策、など

多くの受験生が力を入れて対策されている「面接・小論文」。何のための実施するのか、というお話がありました。

基礎学力は「学力試験」で判定します。「面接・小論文」では、「学力試験」で判定出来ない必要なスキルが身についているかを判定します。その必要なスキルとは、経済産業省が定める『社会人基礎力』というもの。
『社会人基礎力』=「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つ
「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」と定義されています。

また、面接や小論文で問われる質問は5つに分類出来ます。
①自己プロフィール(どのように育ってきたのか、主体性はあるか)
②他者に対する質問(相手の発言に対してどういう行動を取るのか)
③医療知識(知識があるに越した事はないが、知らない事をはっきり「わかりません」と言えるかどうか)
④公共性、社会性(いかなる状況でも社会のルールが守れるか)
⑤ジレンマ(二者択一問題に直面した際、最終的には両方重要だというところに着地出来るかどうか)

大学側は単純にその生徒の「自己プロフィール」を聞きたいのではなく、自己プロフィールの話の中からその生徒が「どのように育ってきたのか、主体性は持っているか」という本質の部分を聞こうとしています。面接・小論文で問われている質問が①~⑤のどれに当たるのか判断し、それに沿った受け答えをする事が重要です。

2部 現役医学部生へのインタビュー

写真左:三浦T.A.(東京慈恵会医科大5年)、右:香月T.A.(横浜市立大3年)※T.A.=ティーチングアシスタント

・受験生時代、何を意識して勉強していましたか?
・苦手科目にはどのように取り組みましたか?
・私立大学医学部の受験プランはどのように決めましたか?
・いつ、何をきっかけで医学部受験に火がつきましたか?
・面接対策・小論文対策はいつから、どのようなことをしましたか? など

合格に向けて、長期的な計画を立てる、合格に必要な数値(センター試験何割)を把握して時期に応じて勉強内容を変える、隙間時間は記事を読んで知識を入れる等、しっかりと計画を練って取り組む意志の強さと、努力されてきた事が伝わってきました。また、ご本人の努力に加えて、一緒に目指す友達の存在や、支えてくださるご家族の存在も大きかったというお話もありました。


「医学部入試」と聞くと先ず圧倒的な学力が必要!というのは容易に想像出来るかと思います。しかし、将来医者として働くにあたり、求められる能力は学力だけではなく、『社会人基礎力』(「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」)も求められます。面接・小論文ではその点を評価するため、表面的な回答では不十分で、本人の意思が通った回答が求められます。また、(全員ではないが)合格者は共通して、「聞く力」があるそうです。頷き方や、笑顔といった聞く姿勢が備わっているとのこと。将来患者と信頼関係を築くには必要な能力だと言えるでしょう。このように学力以外の能力も重要視されているようです。
「聞く力」を持つ事はハードルが高いと感じる受験生もいるかと思います。そのような方も含めて志望大学が掲げる「アドミッションポリシー(求める学生像)」にいかに近づけるかが合格に繫がるポイントだというお話も有りました。

毎年多くの合格者を輩出されているメディックTOMASならではのホットな情報が詰まったガイダンスでした。医学部受験を決めた方、検討している方も準備には情報が必要かと思います。このような場で情報収集してみてはいかがでしょうか。

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